不妊治療の記録(その1)

2022年現在、私はアラフォーで約2年間不妊治療をしています。

年齢的にも精神的にも、辞め時が頭をチラつくようになり、気持ちの整理もこめて今までの不妊治療を振り返ってみることにしました。

今日はそんな私の「不妊治療記録のお話し:その1」です。個人的な振返り記録ですが、よければお付き合いいただけると幸いです。

不妊治療年表

以下、「私の不妊記録年表」です。もっと不妊治療を頑張っている人がいることは知っているけれど、これを見ただけでも「頑張ってる〜!」と自分を褒めてあげたい!

今回は「36歳〜37歳までの体内受精にチャレンジ」した時までの記録です。

2020年1月健康診断で「高度異形成の疑い」診断される。
2020年3月精密検査。細胞診:高度異形成、組織診:軽度異形成
・確定診断つかず3ヶ月毎の経過観察となり、「妊活禁止」のお達し。
2020年4月入籍(36歳)
2020年3月からは3ヶ月ごとに経過観察するものの、
細胞診:高度異形成、組織診:軽度異形成or異常なしの診断が続き、確定診断ならず。
約1年間経過観察、もちろん「妊活禁止」
2021年1月細胞診:中等度異形成、組織診:異常なし
 ⇨ 「中等度異形成」で確定診断!ようやく「妊活許可」を頂く!
自己流タイミング法スタート(37歳)
2021年4月細胞診:異常なし、組織診:異常なし 
「子宮頸部異形成消失」の診断。妊活にお墨付きをもらう。
2021年7月不妊治療専門クリニック(東京)デビュー。
色々検査した結果、風疹の抗体を持っておらず風疹の予防接種(※)実施。

約2ヶ月妊活お休みとなる。
それ以外の数値は年齢相応。
 (※)東京都は風疹の予防接種は無料で受けられました!
2021年10月通院しながらのタイミング法スタート 
数回チャレンジするも、結果は出ず・・・
2022年2月体内受精にステップアップ! (38歳)
着床せず
【鈴木花の不妊治療記録:36歳〜38歳まで(自己流タイミング〜体内受精まで)】

子宮頸部異形成(36歳)

結婚は36歳でした。なので、子どもを望むにはそもそも結婚が遅い!笑。

不妊治療をしているとたま〜〜に「アラフォーになるまで結婚もせず好きなことをしていたのに、今さら子どもが欲しいなんて考えが甘い!」的な発言をやんわりされるのですが(私だけ?!)、声を大にして言いたい!

遊び呆けて結婚を後回しにしたわけではない!

一生懸命仕事してたし、ご縁がなかっただけだもの!しょうがないじゃないか!!(結婚したくても出来なかったんだ〜〜〜〜〜〜〜!笑)

とどこかで言いたかったので、ここで呟いてみました。笑

私は結婚したらすぐに子どもが欲しかったので、何なら結婚が決まったタイミングですぐに妊活だ!と思っていたのですが、入籍直前の健康診断で、「子宮頸部高度異形成(前ガン病変)の疑い」という結果が。一生子どもは望めないかも・・・こんな状態で結婚して良いのか?!なんて、一時はかなり落ち込みました。

そして、ここからが長かった。色々検査したのですが、約1年確定診断がつかず、ず〜〜っと経過観察。そして、その間医師から「妊活禁止」のお達しが・・・。子宮頸部高度異形成は前ガン病変なので、妊娠すると免疫力が低下し、ガンの進行が進むそう。そのため、確定診断が出て治療が完了するまで「妊活禁止」と言われていました。

子宮頸部異形成について
子宮頸部異形成は、子宮頸がんの前段階(前がん病変)です。別名で子宮頸部上皮内腫瘍(CIN)とも呼ばれます。病変の程度によって、軽度異形成、中等度異形成、高度異形成・上皮内がんの3種類があります。

先生、私36歳です・・・。という気持ちはぐっと堪え、先生の言う通りに1年間経過観察。

そして、入籍から約1年後の37歳の春。「子宮頸部中等度異形成」と確定診断、そこから数ヶ月後に「子宮頸部異形成消失」との診断!

37歳にして、やっと「妊活OK!」のお達しが〜〜〜〜涙。長かった・・・。

ちなみに、子宮頸部高度異形成と診断されてからは漢方を服用しており、消失した時は「また漢方に助けてもらったよ〜涙」と思っていました。(養生ブログなので、一応漢方に触れておきました・・・笑)

自己流タイミング〜不妊治療専門クリニックデビュー(37歳)

妊活OKとなった37歳の春。早速自己流でタイミング法をスタートしました。

すぐに授かっちゃくかも?!なんて淡い期待を持ちながら、数ヶ月。排卵日チェッカーを使いながら自己流タイミングをするも、毎月撃沈・・・。そして、排卵日チェッカーでちゃんと反応が出る月もあれば、「今月いつ排卵したの?!」と不安になる反応の時もあり・・・。

私、そもそも妊娠出来るのか?!もう37歳。悠長なことは言ってられない。そうだ、不妊専門クリニックに行こう!

ということで、37歳の夏。不妊治療専門クリニックデビューを果たしました。

タイミング法〜体内受精(37歳〜38歳)

不妊治療専門クリニックデビューをした私は、周りの必死に治療してる女性を横目に、

専門病院に来たんだもの!さすがにすぐに妊娠できるでしょ。体内受精や体外受精にステップアップしている人たちは大変そうだな〜。

なんて心の中で謎のマウントを取り、楽観的に考えていました。

不妊治療専門クリニックではまず色々検査をするのですが、「風疹の抗体がない」こと以外は年齢相応の数値夫も大きな問題はなさそう

妊娠中に風疹にかかると、赤ちゃんが「先天性風疹症候群」という病気にかかってしまう可能性があるため、まずは「風疹の抗体」を作ることに。風疹の予防接種後2ヶ月は妊活をお休みする必要があり、また妊活お休みか〜〜〜〜と思いながら数ヶ月を過ごし、37歳の秋。本格的にタイミング法をスタートしました。

数日おきに通院、排卵時期を診察してもらった上でタイミングを取ること数ヶ月。全く妊娠の気配がありませんでした。

そして38歳を迎えた冬。

もう38歳。本当に悠長なことも言ってられない・・・。体内受精の費用ならどうにかなる!

よし、体内受精やってみよう!

とステップアップすることにしました。

体内受精は排卵日を予測して、明日か明後日やりましょう!と言われるのですが、仕事が休めず数回見送ることに。「フルタイムで仕事しながら不妊治療って不可能じゃない?!」との思いを抱えながら数ヶ月。ちょうど良く(?)会社を退職し、ようやく初めての体内受精にチャレンジすることが出来ました。(今考えても、前の会社で仕事してたら絶対ステップアップ出来なかったと思う・・・)

体内受精後は少しでも体調に変化を感じると、もちろんネットで検索魔に・・・笑。しかも、いつもきっちり予定通りに来る生理が遅れている!これはまさか・・・と期待感MAXに!

でもまぁ・・・そんな期待感も虚しく、生理予定日から3日遅れで生理ちゃんはいらっしゃいました。

期待しすぎた分、本当に落ち込みました・・・。なんでかな・・・。こんなダメダメな私の所には、赤ちゃん来たくないんだろうな・・・と自己肯定感も急降下。不妊治療は本当に自己肯定感が下がるので、どこかで区切りを付けないとダメだな、ともこの頃から少し思い始めました。

まとめ(その1)

意外に長くなったので、一旦今日はここまでにしようと思います!

ここまでを振り返ってみると、検査で妊活や不妊治療そのものが出来ない期間が長く、妊活や不妊治療が出来ると「前に進めた!きっと授かれる!」と比較的前向きに取り組めていたと思います。一方、前に進んでも結果が出なかった時は、期待感からの落差でとても落ち込む・・・笑。不妊治療はそんな気持ちの繰り返しで、本当に気持ちが削がれますが・・・出来るところまでは頑張ろうと思っています。

次回の「その2」では体外受精にステップアップした時のこと、夫婦間のこと、治療の辞め時、について綴っていきたいと思っています。

では、また数日後に!

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