朝って体がだるくないですか?笑。
私はいつでも朝は眠くて起きたくないし、生理前〜生理中、そして雨の日や湿気の多い日は、起きた瞬間から体が重ダルいです。
こんな朝を少しでも快適に過ごすため、養生生活を続けています!何か変わった?と聞かれると、
- 生理前〜生理中の朝のダルさが軽くなった!(以前は仕事休む日もあったけど、休まなくなった)
- 便秘が改善された!(以前は1週間に2〜3回の便意だったが、今はほぼ毎日便意がある!)
です!即効性があるわけではなく、緩やかに感じられる体調の変化ですが、朝の時間を少し楽にしてくれる「朝の養生生活」をご紹介したいと思います。どなたかのお役に立てると幸いです。
朝の養生
東洋医学(漢方)では、朝と昼は「陽=動の世界(活動する時間)」、夜は「陰=静の世界(休息する時間)」と言われています。そのため、朝は「陰」から「陽」に切り替わるタイミング。朝スッキリ起きることで、体を「陰」から「陽」に切替えることで、1日を元気に過ごす事ができます。
そのため、特に朝の養生は重要だと言われています。
朝は一杯の白湯からスタート
朝起きて、最初の飲み物は「白湯」がお勧めです。白湯は、陰になっていた体を温め、陽に変えていくそうです。水を沸騰させたあと、50度以下に冷まして飲むと、胃腸が程よく温まり、体全体の巡りが良くなる、と言われています。
以下は私の朝のルーティンです。無理なく続けるには、日々の生活に無理なく取り入れる事が必要!ということで、私は毎日の「化粧」をするタイミングで「白湯を作る」、「飲む」という動作を取り入れています。以下が私のほぼ毎日の白湯ルーティンです。(二日酔いでない限りは、やってます!笑)
- 朝起きる(背伸びをして、カーテンを開け、何となく朝日を浴びる。窓を開けて換気する)
- 歯を磨いて、顔を洗う
- お鍋で水を沸かす(やかんは持ってないから、お鍋で)
- 化粧水、クリームで肌を整える(この間、お湯はクツクツと沸騰させたまま)
- 化粧水、クリームが終わったら、沸かしたお湯をマグカップに注ぐ
- 化粧を始める
- 白湯から湯気が立たなくなったな〜と思ったら少しずつ飲む!(ふ〜ふ〜しなくて良い温度まで冷ます)
- 化粧が終わるとほぼ同時に、白湯も飲み終わる
「毎日する行動=化粧」の間に白湯を飲むので、時間のない朝でもこれだけは続けられています。
白湯のトッピングは梅干し
夏になり、何となく疲れやすいな〜と思っていた時。先日受けた漢方養生指導士の講義で、先生が「朝は白湯と梅干しトッピングがお勧め!」と仰ってました。
確かに漢方の世界では、朝は収斂(引き締める)作用がある「酸っぱい食べ物」を取ると良い。と言われています。酸っぱいものを食べると、シャキッとして目が覚めるイメージです。さらに、酸っぱい食べ物は筋肉を引締め、体液が漏れるのを防ぐとも言われています。
夏の時期に体から出ていく体液といえば「汗」!汗をかきすぎないように、朝酸っぱいものを食べると良いのです。
だから、夏の朝は「胃腸を温める白湯」に「梅干し(酸っぱい食べ物)」がお勧めです!
朝食にはお粥
皆さん、朝は和食派ですか?パン派ですか?食べない派ですか?私は「パン派」です。以前は「食べない派」でもありました。
でも、漢方や養生の勉強を始めてからは、朝食は必ず取るようにしています(二日酔いの日は除く)。先ほど少し触れましたが、朝と昼は「陽=活動の時間」なので、朝は動くためのエネルギーが必要!という事で、「食べない派」からは卒業しました。
漢方の世界では、陰から陽に変わる朝は「お粥」が最適だと言われています。西洋医学的にも、お米はゆっくりと消化されてブドウ糖に変わり、脳に栄養として運ばるので、朝はお米パワーを活用したいところです。
さらに、お粥にすると、胃腸を温めてくれる上に消化に良いので、寝ている間に空っぽになった胃には、お米よりもお粥の方が優しいのです。
でも朝はパンとヨーグルトとコーヒー(たまに卵)が好きなので、毎日朝食をお粥にするのは朝の楽しみが減ってしまう・・・。なので、週に2〜3日に一度だけ、朝食をお粥にしています。
スープジャーでお粥
朝にお粥と言われても、朝からそんなの作る暇がない!という方。朗報です!
なんと、スープジャーでも手軽にお粥って作れるんですよ〜。驚きですよね。初めて知った時は感動しました!作り方はとても簡単!仕込みは前日の夜やると朝楽チンです。
- スープジャーにお米を大さじ2杯入れる(私は軽くお米を洗ってから入れています)
- お湯をスープジャーに注ぐ(私はスープジャーの半分くらいまで)
- 注いだお湯を一度捨てる
- お湯をスープジャーの規定量まで入れる
- 常温で一晩置いておく(冬は一晩で冷めるので、保温効果のあるカバーをかけておくと◎)
- 翌朝食べる!(冷めてる場合は、器に移してラップして、レンジで2〜3分チンして食べると◎)
準備時間は5分未満!夜は比較的元気&時間に余裕があるので、フルタイム会社員(通勤している時)はこれをやってました。(今はフル在宅で朝に余裕があるので、朝お粥を炊いています)
まとめ
いかがでしたでしょうか?
この他にも、漢方の世界では女性は「食べることよりも休むことが大切!」と言われているので、私は夜24時前に寝ることを習慣化しています。寝る時間を早め、朝胃腸を温める生活を続けることで、多少寝起きが良くなりました。そして、「朝から自分を労っている=いい女性感」がして、自己肯定感の向上にも繋がっている気がします!笑
個人的には白湯はとても取り入れやすいので、ぜひ朝のルーティンにご検討ください!
それでは、今日も元気に1日を過ごしましょう〜!
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