スーパーにとうもろこしが出てきましたね〜!近所のスーパーではとうもろこしが「99円!」。東洋医学を勉強しているのであれば、あの薬膳レシピを試さねば・・・。
ということで以前から気になっていた「とうもろこしご飯」を作ってみました。今日は養生の観点からみた「とうもろこし」の役割と「とうもろこしご飯」のレシピを綴ってみました。旬の食べ物はお手頃価格ですし、養生的にも体に良いです。どなたかのお役に立てると幸いです。
とうもろこし
栄養学の観点
旬の時期は6月〜9月。まさに今が旬です!皮付きのとうもろこしを買ったことがなかったので、選ぶときのポイントと主な栄養素も調べてみました。
【選ぶときのポイント】
- 皮の緑が濃く、実がふっくらしていて先まで詰まっているもの
- ひげの数が多いほど実の数が多く、ひげが褐色なものはよく熟している
【主な栄養素】
- 亜鉛
- カリウム
- 食物繊維
- タンパク質
- 鉄
- 糖質
- ビタミンB1、B2、E
とうもろこしは炭水化物やタンパク質、脂質が玄米並みに含まれているそうです。中南米やアフリカなどの多くの国では主食ですので、栄養価も高い野菜です。
東洋医学(薬膳)の観点
東洋医学(薬膳)の観点では、とうもろこしには以下の作用があると言われています。
- 胃の働きを助ける
- 熱を冷まし余分な水分を出す(利尿作用)
- むくみ
- 食欲不振
- 疲れ
- 気虚(疲れやすい人)、水滞(むくみやすい人)に良い
※参照「クラシエ>漢方セラピー>からだかがみ」。漢方といえば「クラシエさん!」。クラシエさんのサイトで「気・血・水」診断ができます。
私は「気虚」で、雨が降ると体が重だるくなるので、以前から試したかった「とうもろこしご飯」を作ってみました!
【レシピ】とうもろこしご飯
では、今回私が作った「とうもろこしご飯」のレシピをご紹介します!
<材料>
- とうもろこし:1本
- お米:2合
- お水:適量(炊飯器の分量通り)
- 塩:少々
<作り方>
- とうもろこしの緑の皮を剥きます
2. 緑のひげをとって、とうもろこしを半分に切ります(ひげは使うから、捨てないでね!)
3. とうもろこしの身を包丁で削ぎ落とします(芯は使うから捨てないでね!)
4. お米を研いで、炊飯器の目盛通りに水を入れます
5. とうもろこしの身、とうもろこしの芯、とうもろこしのひげをお米の上に乗せて、塩少々入れます
6. いつも通り炊飯ボタンをON!
7. 出来上がり〜♪(食べる前に芯とひげは取り除いて、ふっくら混ぜてね〜)
【補足】
とうもろこしは「実」だけではなく、「芯」と「ひげ」にも薬効(利尿作用など)があると言われています。そのため、とうもろこしご飯を作るときは、「芯」と「ひげ」も一緒に炊き上げて下さい!
まとめ
今日はとうもろこしご飯をご紹介してみました。
ズボラな私には「とうもろこしの皮を剥いて、実を取って一緒に炊き込む・・・」なんて、作業がめんどくさい!笑。でも、自分を労ってあげたくて元気気分が乗ってる日に作ってみました。毎日は無理だけど、元気な日はゆる〜く養生ご飯続けたいな、と思っています。(出来る限り簡単なやつね!笑)
ちょっとむくむな・・・雨の日体調悪くなるな・・・という方!ぜひ、一緒に「とうもろこし」を食べて、なんとなくの不調をやっつけてやりましょう〜〜。
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